アコーディオンって・・・

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◆アコーディオンという楽器で奏でる音楽について、ずーっと思い続けていること。
以前にも時々書いていますが、最近ますます思っていることがある。

以下、乱文お赦しのほどを。
お叱りの言葉や思いを覚悟で素直に書き綴らせてもらうと・・・

自分はアコーディオン奏者の一人ではあるが、ずいぶんと変わっている。
「個性」なんていうのはおこがましいが、たぶん多くのアコーディオン奏者・愛好家の考えていることと違う部分が多いだうろう。いや同じ様なお考えの方は必ずいらっしゃると思うが。
ここ数年来、youtube等のおかげでいろいろな世界を垣間見れるようになったことも大きい。
以前は世界のアコーディオン音楽について漠然としたイメージしか無かったから・・・

私は「アコーディオン」(の音楽)について嫌いな部分が多々ある。
まず基本的にアカデミックなアコーディオンの世界が苦手だ。
いわゆるクラシック音楽はもちろん大好きだが、アコーディオンで奏でるクラシック音楽(の一部)、つまり編曲を伴い高度なテクニックを競うようなインタープリテーションなどが大方とても嫌いだ。その技術がいかに素晴らしかろうが「ふーっつ!」とため息をつこうが、自分の中に入ってこない。この手はyoutubeで幾らでも見られますが。アコで弾かなくてもねえ。
このタイプはロシアの奏者などが有名だが、もちろん全部が全部嫌いな訳じゃなく、かなり好きな音楽もあるのですが・・・

鍵盤アコなど巨大で超高級な楽器で分厚いゴージャスな音が好きな人も多い。確かにそんな楽器を弾くと一瞬陶酔の時間が訪れたりする。大型高級車なんか乗る時と似たような・・・
「高級ハンドメイドリードを使用し、高精度で無駄な空気漏れがない・・・云々」というよくあるうたい文句。高級リードはまあ良いが、何だか蛇腹が全然動かないような大排気量車のような余裕なんて必要なんだろうか? フリーベースでバッハなんかを弾くにはまあ分かるような気もするがバッハだって例えば無伴奏チェロの演奏を見たら「動き」って必然だと思うしね。

自分は小さな楽器で素朴で薄っぺらな音がどちらかというと好きだ。蛇腹なんてガンガン動いて呼吸活発に・・・車も小型車が好きだし・・・あれ、関係ないか。

また、この世界で避けて通れないものに「コンクール」がある。
・・・「勘弁してくれ!」
外国(もちろん日本でも少しはあるが)では想像以上に頻繁に開催されているんですね。しかも、これ、クラシック部門に限らず、いろんなジャンルがあるんですがまあご苦労さまとしか言いようがない。
そして、上記に関連してたとえば「日本の音大にもアコーディオン専攻科を・・・云々」という声を聞いたりするけれど、うーん!?、まあ有っても悪くはないが・・・位にしか思わない。
「アコーディオン・オーケストラ!?」とか・・・、「ぞっとする!」
大勢で演奏するようには出来ていない楽器だと思う。

そして、これは少し自分の関わる世界でもあるけれど、たとえばフランスのミュゼットアコなどの世界でも苦手な部分が多い。エコーギンギンで極彩色の衣装や楽器や、とにかく「趣味悪い」です。仏以外の他国でも似たような世界がある。いや伝統的な民族音楽等の世界は尊重はするけど。

出来ないからヒガンでるわけじゃなく(・・・いや、少しはあるが、笑)、クロマチックアコのこれでもか!っていうようなテクニカルな装飾やバリエーションで弾きまくるのも苦手。
こんなのも山ほどありますね。「もう分かったよ~!」という感じ。

演歌のアコーディオン! 聴いたり(演歌中にちらっと出てくると痺れるなあ!)、数は少ないが実際に演歌のお仕事でパートを弾いたり(実に気持ち良い!)は好きだが、アコーディオンで演歌好きなオジサマに全部弾かれるのは少しつらい。

等々。キリがないので止めます。

・・・

じゃあお前はどんな演奏ができるんだ?・・・って聞かれても困るけれど、まあ、それを探しているところです。

私は「軽い」 「素朴な」 「空気感や呼吸感のある」 「パイプオルガン様でなくハーモニカや管楽器のような」 「テクニックの披露でなく唄うような意味のあるフレージング」 「即興的な」  「個人芸?」等々・・・
を考えて、追い求める。なかなか追いつかないんですが。

アコーディオンって難しい楽器だと思う。
見た感じが難解だし・・・重いしね。宿命かもしれないが。
特にボタン・クロマチックでジャズなんかやっていると、楽器の普及や浸透なんて無理無理。
「やってみたい」なんていう人はなかなか現れない。
生徒増はなかなか望めないんですね。おっと、これは別の話か。

新しい楽器が実は欲しい。
もっと軽くて小さなもので、ある意味「不均一な」音色を持ったもの。
音色の変化が出せるもの。たとえば一音を伸ばしていてもボタンや蛇腹操作で倍音の変化をつけられるとか・・・無いかなー? 
それならディアトニック?・・・うーん憧れますが、たぶん自分には無理。

いろいろ書いたが他者を否定する気持ちは一切ございません。
個人的な趣味のお話でした。
自分自身の方向性を見失わないための確認作業ですね。

ここまで読んでいただいたかた、ありがとうございました040.gif
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Commented by ZEN at 2011-06-24 13:10 x
ぼくがやりたいとかんがえてるアコーデオンもハーモニカのように小さくて軽くて薄っぺら、だけど誰の演奏とも違う個性を聞いてほしいと思ってやっています
Commented by たなか at 2011-06-24 21:57 x
>ZEN様
初コメントありがとうございます。
おっしゃること凄く解ります。
by bossaccordeon | 2011-06-20 22:53 | アコーディオン | Comments(2)

肩こりアコーデオン弾きの日常メモ・・コメントご遠慮なくどうぞ(記事と無関係でもOK)


by bossaccordeon
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