いろいろと分かったこと…
2019年 07月 16日
またまたブログ更新が滞ってしまいました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
6月末から10日間ほどフランスへ行ってきました。ニュースでご存じの方も多いとおもいますが、丁度異常気象で熱波が西ヨーロッパを覆っていて、パリに到着してから今回の主な目的地、南西部のTulle(チュル)という町(40℃になりました!)も、その直前のLyonも35度以上の猛暑でした。最後のパリは熱波も去って丁度良い気候で最高でしたが。
リヨン近郊のSaint-Priest(サンプリエスト)という町で小さなホームコンサートを催してもらいボサコルデオンで演奏しました。
この時もかなり暑かったのですが、皆さん本当に楽しんで頂き、またパーティーもワイン、料理共沢山用意されていて、まあ、フランスの方はよく飲みよく食べますね、そしてよく喋る。画像は今回のソワレを催してくれたリヨンの俳優兼アコーディオニストPaul Predki (ポル・プレッキ)さんとボサコル。
その翌日から上記のTulle へ500kmほどバスで移動して、Les nuits de nacre (真珠貝の夜)という大変有名なアコーディオンのフェスティバルに参加しました。
ここで3日間いろんなコンサートを観て、ワークショップのような催しに出たり、フェスのなかで少し演奏したりもしました。
詳しく書きませんが、ここでひとつ納得したことがあります。
それは、当たり前ですが音楽のジャンルも様々、アコーディオニストのタイプも様々、ひとそれぞれなんだなということ。
フランスのミュゼットに憧れてアコーディオンを再開して25年以上。
自分自身ではまだまだあらゆる面で本場の音楽家に追いついていないと自覚しています。これも当然ですが。
が、私は世界のいろんな音楽に興味がありますし、何といっても究極は自分自身のスタイルを創ることなので、一つのジャンルに固執することはないのです。だから特定のスタイルやテクニックをコピーしたりそこを追求する必要はないのかなと思います。人生そんなに長くない(笑)
えらそうなこと書いてますが、実はチュルでフランスの有名なアコーディオン教師とそのお弟子さんで超凄腕の女性アコ奏者と対面したのですが、そのあまりにも凄いテクニックと押しの強さにかなり参った自分がいます。彼女の楽器も音域の広いチャンバー入りの凄いヤツ。私は素朴なDinoの楽器。別に楽器の凄さ?で争う気持ちはさらさら無いのに、何だか競争に巻き込まれた感じかな?
「いや僕はそんなに弾けないし、あなたとは生い立ちから根本的に違うし音楽の方向性が違うので・・・」と心の中で呟やく。(表面上は素晴らしい!とか何とか言っていましたけど…)
あ、少し入り込んでしまいました。
止めておきます。
とにかく私はまた楽器選びをもう一度行います。
パリに戻り、tacaさん(岡山出身パリ在住アコーディオニスト)のライブにこれまたボサコルで出演させてもらいました。
これは本当に面白かったです。フランス語のMCも頑張りましたよ。画像はボサコル演奏後tacaさんトリオと台湾のVincentを交えてのセッションの様子です。
そして私のやりたいスタイルに合うはずとずっと目星を付けていた楽器を、帰り際にLa boite d'accordéonというアコーディオン店(2000年に最初のアコーディナを注文した店です。店主はLaurent Jarry ローラン・ジャリさん)にて試奏しましたが、 これが今度サブかメインで使用する楽器になる予定です!?
さてそのtacaさんと彼の師匠であるCrestiano Toucas クレスチアーノ・トゥカスが7月21日(日)に新潟にやってきて先ずワールドジャズワークショップ、翌22日にはライブを行います。ライブではボサコルがオープニングアクト(ってカッコ良い響きですが、「前座」のこと)を務めさせてもらいます。
メインライブには田中や伊藤哲(パーカッション)さんがゲストで登場予定です。こちらの詳細は前回の投稿をご覧ください。
まだどちらも参加人数に余裕が有りますので是非お越しください。
by bossaccordeon
| 2019-07-16 18:29
| アコーディオン
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