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イタリアから再び・・・

昨年の6月末にイタリアCastagnari社に名古屋のMonte Accordionを介して注文していた、
同社のクロマチックアコーディオン最大の(といっても一般的には小型)モデル、
Magica3が昨日家に到着しました。

モンテアコーディオンの店主・中山さんに実は注文と違うチューニングになっていたものを注文通りに仕上げてもらい、細かい調整をしていただいてようやく手元にやってきたのです。

この楽器を意識し始めてから10数年経っていますが、
まさか自分の楽器になるとは・・・(ってまだ支払いは済んでいませんけど。昨今の円安ユーロ高もありトホホの金額!)
日本では余り人気のない楽器のようで(海外でもフランスの二人のMarc マルクがこれで活動していますがそれ以外は分りません)知っている限り国内でこれで活動している人はいないようです。
しかし存在はしています。数年前にも私が興味を示していることを知ったある方から譲渡についてお声掛け頂きました。残念ながら私の使う3+3ベースシステムでなかったため諦めましたが、どうやら数台は国内にあるようです。
しかしライブで使うのは私がパイオニアに!? いやちょっと大袈裟ですね・・・
そうそう私も憧れる同社のディアトニックなら更にもう少し使用者がいると思いますが、アイリッシュ・ケルト系の音楽ジャンルの方を余り知らないので実際のところ分りません。


さていつもそうですが、新しい楽器に触る瞬間はワクワク感でいっぱいです。

今回も段ボールのテープを切りハードケースの蓋を開けて妙な緑色の内装に包まれた楽器が見えると
何とも言えない新しい楽器の匂いがしてきました。
イタリアから再び・・・_a0093928_11213751.jpg
楽器もそれほど冷えていなかったようなのでストラップを付けながら室温に慣らし(暖房器具に接近は厳禁)
しばらくしてから音を出してみました。
MMのチューニングは想像通りでしたが、少し高音域を後で改良したいなとも感じました。

まだ新しいので音色はおとなしく感じますがだんだんと鳴るようにはなるでしょう。

特筆すべきはボタンの感触。
大変になめらかでストレスのない弾き心地です。
スイッチ類も大変使いやすいようです。
MML43音96ベースです。音域はこれで充分。工房取り付けの内蔵マイクもステレオアウト仕様で素晴らしい。
イタリアから再び・・・_a0093928_11271122.jpg
追々と研究して現場で使えるようにします。
今後はDino Baffetti と2台で参ります。
並べてみました。
フレンチスタイルのDinoより幅(ベース部を下にしたときの)は狭く高さは大きいです。
Castagnariはフレンチに近い仕様ですがリードが蝋留めになっていたりして不思議な構造。
重量は音域が小さいのと無垢のチェリーウッド製のためもあり少し軽い。
イタリアから再び・・・_a0093928_11291881.jpg
どちらも個性的!

2月5日(金)アンビエンテでのソロライブ&セッションは何とかCastagnariを披露できるようにしたいと思います。
あ、ご予約で満席になりました。
ありがとうございます。お待ちしております。


by bossaccordeon | 2021-01-26 11:33 | アコーディオン | Comments(0)

肩こりアコーデオン弾きの日常メモ・・コメントご遠慮なくどうぞ(記事と無関係でもOK)


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