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Daniel GIVONE

フランスのジプシー・ジャズギタリストでダニエル・ジヴォヌという人がいる。
新潟のジャズファンには聞き覚えの有る名前だ。もちろん日本でもジプシー・ジャズに詳しい人ならご存知かもしれない。彼は以前、「トリオ・ジヴォヌ」というグループで新潟の万代ジャズ・フェスティバルに4年連続で出演したことがある。2001年から4回である。

このトリオ、名前からも察することができるが、身内(彼と彼の奥様=リズムギター、そして彼の兄=ベース) で編成している・・・いや、「していた?」 実は現在は解散し、メンバーそれぞれが別の活動をしている。 本人から聞いた訳じゃないけど、ダニエルと奥様のクリスチーヌは離婚したらしい。まあ、フランス人の場合、元々入籍してないことが多いから、このあたり微妙ですね。
実は、2005年もフェスティバルに呼ぶはずだったのだが、このゴタゴタのせいか、彼に連絡が付かなかったらしい。彼はメールアドレスなど持っていなかったしね・・・
で、田中の推薦で、ジャン・クロード・ローダのトリオ(アコ、ギター、ベース)を呼んだというわけだ。
もともと、ジヴォヌ達が呼ばれる事になったのは、2000年に田中が「アタジーン」というトリオで、フランス・ナント市のジャズ・フェスに出演したのがきっかけ。こちらから行ったのだからそっちからも何か来ない?という両市役所間のやり取りの結果だ。(それにしては、こちらから1回しか行ってないのに向うから4回も来るなんて・・・もっと行かせろ! と田中は思っていた)

まあ、それはともかく、ダニエル・ジヴォヌは素晴らしいミュージシャンで(テクニック、感性、人間も) 彼等と何回も共演させてもらって良い思い出だ。もちろん勉強にもなった。
2003年には自費で彼と共演するためナント迄行ったが、ナント(何と)、ミュージシャン達のストライキのせいでフェスが大幅に短縮、共演不可能になったことも思い出した。残念だった・・・
写真は2003年、新潟市(旧巻町)のカーヴ・ドッチで共演したときのもの。左から(ちょっと暗いけど)田中、ジャン・クロード、クリスチーヌ、そしてダニエル。
Daniel GIVONE_a0093928_125643.jpg


ところが、昨年から彼の名前がネット上にも頻出しだしたのだ。新しいグループのCDが話題になっているらしい。そして、彼が出版したギターの教則本が日本でも輸入・発売された。Daniel GIVONE_a0093928_0504544.gifこれがそれ。(表紙の写真は彼じゃないです) 田中も購入、ギター初心者?の田中には難しい本だが内容は素晴らしい。

で、更に昨日彼のHPを発見! 最近公開されたようだ。超カッコ良いデザインです。
少し前までメールも無かった彼には信じられない変貌?ぶりです。
観てみてください。
http://danielgivone.com/
彼の別れた奥様クリスチーヌの事は後日書きますね、こちらも面白いのです??
Commented by みっきー> at 2007-01-13 08:45 x
はじめまして、CDと教則本買いました。
教則本はいろいろなリックが網羅されていて本当に役にたっています。
4年連続で来日していたことは知りませんでした。
Commented by たなか at 2007-01-14 11:11 x
みっきー様、ブログを偶然に拝見したことがあり、教則本&CDを取り上げられているのを知っていました。新潟のフェスは余り有名じゃないので彼が来ていたのも知られていないみたいですね。
Commented by みっきー> at 2007-01-14 12:06 x
ブログ見てくださってありがとうございます。

これからジプシージャズを聴く人の参考になればと思い、
買ったCDの感想とか書いています~文章が酷いので参考になってないかも(笑)。

よろしくお願いします。
by bossaccordeon | 2007-01-10 01:04 | 音楽 | Comments(3)

肩こりアコーデオン弾きの日常メモ・・コメントご遠慮なくどうぞ(記事と無関係でもOK)


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