カテゴリ:バレエ( 9 )

卒業・・・

今まさにその時期。
私もこの歳にして卒業です。昨日はありがたいことに送別会(卒業式)でした。

約20年に亘ってやらせて頂いた仕事(バレエのレッスンピアニスト)をひとまず辞めさせていただくことになったのです。

今まで何回か書いたバレエ関連の記事では名前を濁してきましたが、ここではっきり書いてみます。

渡辺珠実バレエ研究所 Tamami Watanabe Ballet
お世話になりました!!!

自分なりですが、なぜ卒業という言い方なのかと言いますと、
ここで随分と勉強をさせていただいたから。
一種の音楽学校でした。私にとって。

この仕事は一言で表せないのですが、いろんな要素が絡み合う、音楽的には難しい仕事です。
(もちろん人それぞれですが・・・)

同研究所では一般の趣味のクラスから、ジュニア、教師クラス、そして時々は内外の講師を招聘しての講習会等でのクラス、そして発表会や公演での出演と、実に様々な仕事をやらせて頂ました。
特にフランスを始め、各国からの教師たちの持つ本場の空気を音楽を通して感じたことは自分にとって、かけがえの無い経験となりました。

ここからは国内外で活躍するダンサーが数多く輩出されていて、地方のバレエ団体の中でも地名度も高いです。
これからも益々発展し、主宰の渡辺珠実先生以下のご活躍を陰ながら祈っております。
蛇足ですが、ボサコルの《Ave...Maria》 ライナーのクレジットに研究所を載せさせて頂ました。

画像上2枚:最後のクラスで、長年お世話になった稽古場のピアノ。鏡脇です、ピアノは一台のみ。
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いつも私に似合わない素晴らしい花束、ありがとうございます! 今回はさすがに泣きそうでした・・・。 
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by bossaccordeon | 2014-03-28 10:43 | バレエ | Comments(2)

新潟県民会館にて

1964年6月発生した新潟地震から50年。地震後の昭和42年に復興を祈念し建設された県民会館は、その後何かの折に立ち寄り、数は多くはないが一音楽屋の私にとっても大ホール・小ホールのステージに立ってきた歴史と思い入れのある施設だ。http://www.niigata-kenminkaikan.jp/about/index.html

本日の新潟シティバレエ公演「角兵衛獅子」。行ってまいりました。
何かとお世話になってきたバレエ研究所が総力を挙げての公演は大成功でした。
何はともあれ、関係の皆様にお祝い申し上げます。そしてお疲れ様でした。
やはり胸にジーンと響くステージ、そして音楽でした。感動しました!

その上で、やや残念だったことは、県民会館という施設の限界を感じさせたこと。
今回は勿論シアター・オーケストラ・トーキョウ、総勢40数名の演奏による生の音楽。
しかし、全員は古い設計のオケピットに収まらず、打楽器群とピアノ(スペースのせいでこれも残念・電子ピアノ!)は左右ピット脇、ステージ同平面のスペースに・・・
視覚・音響的にもやや違和感は否めない。
比べちゃあ勿論いけないが、やはり、前回の新国立劇場からだからどうしてもね。

そしてホワイエには所謂クローク施設が使えず大入り満員のホール、冬場はどうしてもコート類で客席は窮屈で乱雑な感じになってしまう。実際吸音効果も有るだろうから生の音響では影響も出るだろう。

散々言われた事だが、りゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)建設の際に劇場設計でもう少し何とかなっていれば・・・

まあこんな事、ここでボヤいても駄目ですけどね。

という訳で、新潟にもきちんとしたオケピット(願わくばプロオケも)を備えた世界基準の劇場が有ったらなあ・・・という、「無い物ねだり」 で今回はオシマイ。

・・・
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by bossaccordeon | 2014-01-12 22:15 | バレエ | Comments(0)

お薦め情報

正月も3日、今日は早くもバレエレッスンピアノのお仕事。
お世話になっている研究所は1月12日の公演に向けて稽古も佳境。
クラスの後はなるべく邪魔しないようにササッと退散。

そうです。1月12日(日)、研究所が主体の新潟シティバレエのバレエ「角兵衛獅子」公演です。
新潟県民会館にて。
http://www.niigata-kenminkaikan.jp/event/show.php/1118

前回は2010年12月、東京新国立劇場でした。今回は凱旋公演ということで。
田中も同行した新国立の公演時の記事はこちら↓
http://atagiin.exblog.jp/11749414/
個人的に感動のツボにはまってしまった?前回公演の再現となることでしょう。

未だ席は有るようですので、お時間ある方、是非ご覧になってください。
これは、バレエ鑑賞未体験の方にもお薦めできます。いやその方が良いかも?
音楽良いですし(オケだよ~!) 日本の情緒と簡単には言い切れないけれども、とにかく美しい。

お薦めです!
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by bossaccordeon | 2014-01-03 20:24 | バレエ | Comments(0)

バレエを観て涙!

◆クリスマス・パエリア!セッションhttp://atagiin.exblog.jp/11682552/

12月19日東京・新国立劇場での新潟シティバレエ公演「角兵衛獅子」無事終了。

◆今回はバックステージに入らせてもらい、ほんの僅かでもお手伝いできたこともあり(その他は結構邪魔者でしたが・・・)、多くの方々の力が結集、実っての本番ということを実感。
本番は客席から鑑賞させていただきましたが、何故か本ベル後のオーケストラのチューニング音で涙腺緩む。「あれ?」・・・
そして序奏から第一幕が上がるところで既にウルウル。
更に休憩後の第二幕ではオーケストラの絶妙な音楽もあってもう前編涙となる。
特に子供達を中心に懸命な群舞を繰り広げる部分では感動を抑えられなくなった。

バレエの演目そのものはそんなに沢山見てきた訳じゃないがそれでもふとした瞬間に感動させられることがある。でもやはり生オケは素晴らしい。音響も相まって舞台が立体的に大きく見える。
しかしバレエを観て本当に涙したのは初めて。自分でもビックリだ。

角兵衛獅子の音楽は山内正(1927-80)。この方はあの「ゴジラ」の音楽の伊福部昭さんの門下ということで、なるほど聴いているとゴジラの音楽のような雰囲気が随所に。あるいは「砂の器」の情感(これは結構利きますね)、リズミックな部分では「水戸黄門」のようなコミカルな要素もあり楽しめた。そしてオリジナルスコアの再構成編曲と指揮の福田一雄氏も尊敬する音楽家です。素晴らしい音楽でした。

とにかく皆様お疲れさまでした。ありがとうございました。
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by bossaccordeon | 2010-12-20 12:46 | バレエ | Comments(2)

バックステージ日記

昨日より新国立劇場バックステージにお邪魔しております。
新潟シティバレエ公演「角兵衛獅子」。
本番は明日19日。

今日はゲネプロでしたが、午前中のステージ上手にてのレッスンでピアノを受け持ちました。
当然アップライトピアノですが、本番前のダンサー達をコケさせてはいけないので、気持ちが楽になるようなるべく柔らかい音楽を弾いてあげようとそれなりに気を遣う。
時間は短く、あっという間に終了。
明日の朝も同様に。

ついでに新国立のバレエ団等のダンサーのクラスも見学。
バレエピアノの名人、石井康一さんの脇に座らせてもらい恐縮しながら・・・
素晴らしい!画像はピアノ脇より。男性ダンサー多目。

午後のゲネプロはステージ袖から見学。
はっきりいって面白い。流石国立のバックステージは違う。おカネかかってます。
そしてオケピットから聴こえてくる生の音楽に思わず感動してしまいます。
素晴らしい! 画像は楽員入場前のオケピット、舞台下手より。

明日も何もかも上手く行きますように・・・

一番下のオマケの画像はステージ裏の楽屋の一角にある「喫煙室」!
ダンサーの方々(殆ど男性ですが)、想像以上にスモーカー多し。
お大事に。
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by bossaccordeon | 2010-12-18 19:20 | バレエ | Comments(0)

新国立劇場!

もう11月も終わり。明日から12月か・・・
HP更新が遅れています。とりあえず来月の催しで気になるところを少し。

田中が普段お世話になっている渡辺珠実バレエ研究所。何と地方招聘公演という企画にて12月19日(日)東京新国立劇場に「新潟シティバレエ」という名のもとに出演!
これは凄い。上記企画は全国で2番目ということです。

演目は新潟シティバレエ伝統の「角兵衛獅子」。
バレエの団体というもの、何処へ公演に行っても演目のリハーサルとは別にレッスンをこなす事が常なのですが、田中もありがたいことに、公演前日と当日に亘ってレッスンピアニストとして使っていただけることに・・・。新国立劇場バレエ団の新潟公演の際には新潟県民会館にてピアニストとして弾かせていただいたことも有りますが、今回、新国立のバックステージに初めて足を踏み入れることになり、ちょっと緊張しています。

公演はもう既にチケットが完売に近いそうですが、ひょっとしたら残っているかも。
興味のある方、お問合せください。
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by bossaccordeon | 2010-11-30 17:06 | バレエ | Comments(0)

またまた修行?の3日間・・・

一昨日あたりまで少し暖かくなったなと思っていたら、昨日からまた寒くなっちゃいました。

さてタナカは今日から3日間また修行の「様な」ピアノ仕事が・・・
(そのために新潟ジャズストリートに参加できなくなったのは残念ですが・・・)
何回かやらせて頂いている日本バレエ協会のウインター・コース(冬期講習会)だ。
勉強にもなるありがたい仕事だが、出来れば一人で全部(9クラス!)は受け持ちたくないのが本音。
しかし・・・他に居ないのですね。仕方ないから頑張ります!
今回の外国人講師はヨランド・ストラウドさんという女性。タナカは初めてお会いするが、
講習会ではおなじみの方らしい。女性講師は久し振りだ。
とにかく、こういった講習会がいかに有意義な時間になるかどうかの
一翼を担っている(と思う)伴奏者としての仕事。
良い音楽が出来ますように!(祈)
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←ジャンゴフェス会場、Samoisの風景

ps:明日は1月23日です。
(以下、東京Blue Dragよりのメール抜粋)
《今を去る事100年前の1910年1月23、べルギーのジプシーキャラバンで一人の天才ギタリストが誕生しました。数多くの名曲・名演を残し43歳の若さでこの世を去りヨーロッパを中心に今も尚伝説化されているジャンゴ・ラインハルト。
そして今年、2010年ジプシー・ジャズ開祖のジャンゴ・ラインハルト生誕100年の年をを迎えました。》

そうです。音楽への情熱を忘れない、忘れたくないという気持ちはこのジャンゴ・ラインハルトの音楽を聴くといつでも湧き上がって来るんです。

ありがとう!ジャンゴ! Bon Anniversaire à vous!
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by bossaccordeon | 2010-01-22 09:51 | バレエ | Comments(0)

キツイお仕事終了

前回からの続き・・・

長野→新潟と4日間に亘る日本バレエ協会の特別講習が終わりました。
ドイツからシャバ・クヴァスさんを招いてのクラス、
今回は今まで時間が一番少なかったのですが、何故か伴奏の田中は今まで一番辛かった。

この仕事の難しさについては前回書いたとおり、色々な難しさがあると思うのだが、根本的に自分にとって一番難しいのはやはりバレエそのものに対する理解が足りないということか?
第一に自分自身はバレエが踊れない!
バレエの様々な「パ=ステップのこと」については自分なりに勉強してきたつもりだが、やはり未だにイメージが乏しいのである。この辺やはり自分で踊れるというのは強みだろう。
バレエピアニストの中には小さい頃からバレエとピアノを同時に勉強した人もいるようだが、このような人は恵まれている。大体、田中なんて小さい頃バレエどころかピアノも習ったこと無いのですから!なんて恵まれなかったのだろう・・・?
だが、クラシックピアノだけ学んできた人には逆に難しいことだと思うから、何でも屋の田中には向いていないことも無いでしょうけど・・・
それじゃあ今から「大人から始める趣味のバレエレッスン?」を始めるかというと・・・
踊りたい気持ちはもちろん有るが、しかし・・・だ。

バレエの一回のレッスンは1時間半、教師にも因るが標準としては前半45分が所謂「バーレッスン」稽古場にあるバーに摑まってのレッスン。そして後半45分が所謂「センターレッスン」バーをしまい、フロアを使った実践である。

レッスン中に教師が示したパの組み合わせは実際に音楽が鳴ってみるまで正確に捉えられることはなく、音楽によって立体化する?だからピアニストは教師の説明を注意深く(ある意味ダンサーよりも)聞くことになる。だから此処で譜面を探している時間は無いのだ。
パの順番と長さ、テンポ、曲想(メジャーorマイナー、key、リズム、アクセントの位置、何風なのかetc.・・・)など、考えている内、教師が「お願いします、音楽どうぞ!」 と言われた瞬間、間髪入れずに前奏から(前奏=4小節程度のイントロを提示することでダンサーにテンポ、曲想を伝える)音楽を提供しなければならないのだ。
で、そこで変な曲、合わない曲、分かりにくい曲などを出すと、ピアニストは辛い。
ダンサーが間違うこともあるが、ピアニストとしては「曲が合わないので間違ったのかな?」などと自分を責めたりしがちだ。もっともなんとも思わない伴奏者もいるらしいが・・・(ヨーロッパでの話だが、新聞を読みながら伴奏している!レッスンピアニストも居るらしいから、人によるのだろう)。

教師によって音楽の好みがあるのがまた難しいのだ。日本人、フランス人、ロシア人、シャバ・クヴァスさんのようにハンガリー出身でドイツで活動する人、それぞれ好みがある。
シャバ・クヴァスさんはテンポに特にうるさい。ちょっとでも走ったり(早くなること)遅くなると「キッ!」と睨まれる・・・怖い顔ですよ。
音楽に駄目出しをされるのはミュージシャンとして本当に辛いが、教師によっては平気で言って来ることもある。特に即興で弾いた曲が×の場合、ショックである。自分を否定されたような気になるのですね。この辺なるべく気にしないようにはしているのだが・・・精神的に良くないですからね。

話は尽きないのだが、長くなるのでまたの機会に。
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by bossaccordeon | 2007-02-01 17:09 | バレエ | Comments(2)

キツイお仕事

この土日と長野市で仕事だった。
何の仕事かというと普通プロフィールには載せていないあるキツイお仕事。
通称バレエ・レッスンピアニストとしての仕事である。
ちょっとご紹介します。

この仕事、一般的にはよく知られていないものなのであろう、説明するのもちょっと難しいですが、バレエのスタジオなりでのレッスンにおいてダンサーの伴奏をピアノでするのですね。(これとは別に公演の演目をリハーサルするときにピアノでオーケストラのパートを演奏するリハーサルピアノという仕事がある)
「伴奏」というと歌や器楽の伴奏ということが浮かぶがバレエの伴奏はそれとはずいぶん違う。動きの練習のサポートであるから例えば8小節しかない曲を弾かなければいけないことがある。8小節なんて音楽は通常無いのでどこかから断片を持ってきたり、自分で作る、この自分で作るといってもあらかじめ用意するのじゃなく即興演奏するのだ。その場でその動きに有ったものを提供しなくてはいけないのですね。もちろん音楽的に豊かなものが必要とされるのでクラシック音楽が使われることも多いが、やはり8小節単位で動くので音楽を切ったり貼ったりの操作を強いられるし、レッスンにおいて教師が提示するものに合ったものはなかなか選ぶのが難しいので必然的に即興が必要になる。

従来日本のバレエピアニストはクラシック畑の人が譜面を用意して弾くことが多かったようだが、ヨーロッパなどでは即興の出来る人が基本的に採用されているようだ。
で、田中も始めた頃は譜面を使っていたが、今では譜面を置いていない。
完全な即興が半分、既成の曲をアレンジして弾くのが半分。
教師が提示したものに瞬時に音楽を提供するのは、本当に難しい、
何でも良いならいいけど、なるべく良い音楽を演奏したいのはミュージシャンとしての本能ですから(なんちゃって)。たまに変な曲や合わない曲を出してしまうと本当に恥ずかしいので真剣になってしまう。

今回の仕事は日本バレエ協会というところの冬期講習会で、ハンガリー出身でドイツのバレエ団に所属しているシャバ・クヴァス氏を招いてのクラスだ。
この人とはもう3回目の顔合わせ。人柄が良いので協会に気に入られて2002年から来日している。

しかしレッスンにおいては、結構怖い、というか1ヶ月ほどの仕事の何故か終わりくらいに田中が伴奏で当たる?のでお疲れもあり、ちょっとイライラ状態なのかな。音楽に対する注文も厳しい。長野市にある長野バレエ団では初めてのクラスだが、一時間半のクラスを3クラスずつ2日間だった。1クラスでも気が遠くなるほど疲労するがこれを15分の休憩を挟んで3回!!
が、2日間、そして、何と今日(29日)と明日も新潟であるのです!キツイです。

しかしこの仕事、何かと為にもなっていて感謝している。頑張ろう・・・

バレエの仕事の内容はいろいろと奥が深いので別の機会にまた書くことにします。
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by bossaccordeon | 2007-01-29 12:00 | バレエ | Comments(0)

肩こりアコーデオン弾きの日常メモ・・コメントご遠慮なくどうぞ(記事と無関係でもOK)


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